自意識 

自意識なんてものはあっても無くてもどちらでもよい。だから自意識過剰でも自意識欠乏でもそのこと自体を 気に病む事はない。問題は自意識以上のものが無い事である。つまり、自意識はあってもこころが無い、 自意識はあっても身体はない、その在り様が問題なのだ。自意識は勝手に強くなったり弱くなったり、点いたり消えたりするものなので 自意識の事は自意識にまかせておけばよい。そんなことよりも、こころがこころらしくある事ができるように 気を配る事が大切だ。わたしらしさよりもこころらしさを大切にしなければならない。わたしの確立とやらは こころの犠牲の上に成り立つものでは無い。こころはわたしのものではない。こころはこころのものだ。身体も身体のもの。 こころも身体もわたしの都合だけで雑に使っていいものではない。こころ身体は道具でもなければおもちゃでもない。 自意識は自意識以外の何かをあまりにもおもちゃや道具にしすぎる。「わたしらしさ」のために。 わたしらしい人はたくさん見るが最近めっきりこころらしいこころを見なくなった。街でこころに出会えると、嬉しい。




 

魔神臓